さて…続きです。

先日書いた③が消えたということは、あの内容はアップすべきではないということだったと思うので、内容のバランスを変えて書いていきます。


ということで(←ここが思いっきりカットした部分です(笑)、

離職率を下げ、人材の定着を目指すにまず求められることは、

会社内の若手組、中堅組、ベテラン組という各ポジションの役割をしっかりと作っていくこと。とはいえ、企業である以上は「入り」が「出」を超えてはいけないわけであり、その点で学習塾は「離職率」の問題を抱えているわけですから、特に中堅組とベテラン組の役割にはパラダイムシフトが求められるように思います。

ちなみに、キャンパスの場合は今この方向性を模索中です。確定しているのは少数精鋭での勝負にこだわることと、塾版のアメーバ経営を目指す人とステージごとの役割を求め開拓していく人の2通りで、将来を創っていくこと。

決してフランチャイズのように、色々な名目のもとで「吸い取る」「吸われる」という関係の展開ではなく、共同体…そういう形を目指していこうと思っています。


次いで、話をいったん戻します。

自塾でもそうですが、「学習塾講師業」に高い割合で共通するのが、労働時間の長さです。

ただ…これに関しては僕が本当に敬意を抱いている関東圏の先生の中には上手くやりくりしている先生もおり、一概に「必ず」とは言えないのですが…

少なくとも、大手学習塾、中堅学習塾に勤める先生はかなりの割合で長時間労働となっていると思います。

で、それについて僕がどう思っているかというと…

「そんなの関係ねぇ!!」

です。そもそも…

どんな業界の人だって、結果を出したい!人の為になる仕事をしたい!って思っている人はわんさかいて、そういう人たちはめちゃくちゃなハードワークをしているわけです。

短時間で結果を出す仕事を出来る人もいれば、

そうでない人もいるだろうし、

短時間で結果を出せるけど、それでもセルフイメージが高く、仕事に対して真摯に向き合っているから自分を律し、仕事に懸けている人もいると思うんです。

ただ…問題となるのは、その長時間になってしまう仕事を望んでやっている人(=仕事の先に生徒や保護者さんを見て仕事している人)とやらされている人がいるということです。

加えて、どの業界でも当たり前に有りうるそんな状況を、さも塾業界、教育業界だけがそうだというような風潮…ここに「甘さがある」と思います(あくまで僕個人の意見ですので異論は多々あると思いますが)。

僕個人の話をさせて貰っても、長時間の労働自体は苦ではありません。そもそも器用なタイプの人間でもなく、

「時間をかけて準備していく」という典型的なコツコツ型なので、一気に成果を望める能力値ではないという自覚もあります。

又、正直今の労働時間も「ラク」しようと思えばいくらでもできます。恐らく、削れるだけ削れば、

「16時出社22時30分退社」も可能なのではないかと思います。

でも、それは望まない…

1つに、塾としての役割を考えると準備には時間がかかるものであり、そういう準備をした上での諸々の指導がなければ成績は上がらないと思っていること。

2つめに、そういう「懸けた時間」に対して頂ける保護者さんからの評価が単純に嬉しく、それが更なるモチベーションとなって…という善循環にあること。

3つめに、僕は自分の息子に、娘に、胸を張って
「お父さんはこういう素敵な、最高な仕事をしているよ」って言えるような、そんな大人でありたいこと(別にこれは長時間労働は関係ないですがね(笑)

よって…

この問題に関しては、

離職率云々の問題ではなく、仕事…その仕事に求めるものが大きくなればなるほど準備にかかる時間は増えるものであるという仕事に対しての「意識」を持つことが求められるのではないかと思います。

とはいえ…ここには「今現在の待遇」と「これからの待遇」という、対価も必要だと思います。

恐らく…教育業界の一番のネックはここで、労働時間が長くなったとしても、それに堪えうる待遇がなく、しかも、先述したように将来的に不透明…

それこそが問題だと思うのです。

雇用側としては、

長時間労働が可能なうちはしっかりと働いてもらいながらも、その分対価は大きくしていく。

や、

今は苦労してもらっても、将来的に「名ばかり管理職」ではなく、名実ともに一つ上のステップに行ける環境を用意することで、「先」を見据えて「今」頑張ってもらう。

そういう環境の整備が必要であり、これが実現していけたら人材の流出も避け、更に良い人材を業界に迎え入れることもできていくのではないかと思います。
ちょっと今日は離職率シリーズはお休みし(夜、更新するかもしれませんが)…

基本的に、キャンパスは結構電話が鳴る塾です。

欠席や遅刻の連絡や生徒保護者様からの連絡やご相談、

業者からの営業電話(←用件だけ聞いて、基本的に即お断りしますが…)にお問い合わせ。

内容は多岐にわたりますが、そんな中でも僕が感心させられるのが、

欠席となった翌日や翌々日に貰う小学生からの「授業内容」の確認電話です。


基本的に中学部の個別指導については、欠席に関しての「塾としてのシステム」を作ってしまっているのでこういう電話はないのですが、

年々向上させていきたいことの1つに「授業欠席時の生徒自身の対処」というのがあります。

そして、こういう仕組みは一旦作り上げたものを一気に変えるより、

学年が若い生徒から少しずつ意識付けし、ある程度の長い年月をかけて「当たり前」を創り上げていく方が、「自主性」という意味でも良いと僕は思っています。



で、前振りが長くなりましたが、昨日もその前日もそういう電話がりました。

ある生徒は「先週の授業を休んでしまったので、どこをやっていけばよいですか?」と電話口で話し、

ある生徒は「体調不良で休んだので、宿題はどこですか?」。

又、そういう意識を持つ小学生の親御さんからは、

「今日熱でお休みさせますが、本人が『どこをやっていけばよいか』を気にかけていますので、宿題も含め教えて頂けますか?」と…


いや…

当たり前といえば当たり前…というよりも、これを当たり前にしたいとずっと思ってきたわけですが、

これは本当に素晴らしい事だと思います。

実際…

中学生でも出来ていない子が少なくありません(一斉授業に関しては、個別のシステムは採用していません)。

中学生でも、例えば確認テスト開始前に、

「先生、僕先週休んだので今週の範囲知らなかったんですが…」

や、

「えっ?今週ここのユニットの単語テストって、聞いてないんですけど」

ということもあるわけです。

そして、そんな時に僕が言うのは、

「だって、聞かれてないんだから、言いようがないでしょ?」

とか、

「テストが何か?何をやったのか?それは自分が休んだ分を取り返そうって思ったら、出来ることは何でもあるのに、休んでしまったんだからしょうがないか?とか、休んだんだから分からなくて当然でしょ?とか、そう思ったのは自分でしょ?」

そういう内容です。

実際、中学校でも、

「○○君…君が休んだ昨日の授業では、■■の内容をやったのね?だから、今日の授業では分からないところもあるだろうから、今日家でワークの△△ページをやって、その上でもう一度今日の授業内であるワークの▽▽ページをやってくるんだよ?」

なんて対処はしてくれないと思うんです。まぁ。。。そういう対処をしてくれる気配りに長けた先生もいるのかもしれませんが…


で、僕もそういう対処をしていた時期がありました。実際、個別指導の欠席フォローはそういう対処になってますし…

でも、やっぱり「自分で」っていうところを、そういう意識を植え付けてほしいですし、

休むとそういう面倒なことも出てくるから、出来るだけ休まない!っていう意識にもつなげたい…



そんな思いがある中での、

先述した小学生の対処です。



素晴らしいですよ、本当に。

そういう対処が出来る小学生…

下手すれば、大学生や大人でも出来ない人だっているだろうに、そういう「当たり前」を小学生のうちに身につけることがどれだけ大きい事か…



僕自身も、そんな小学生から学ばされることが本当に沢山ありますが、

そういう「当たり前レベル」の向上に、これからも取り組んでいきたいと思います。
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